90 忘れないで
にくんでもいい私を忘れないであなたの中に生かせておいて
いちばんかなしいのは 忘れさられること
愛することの 対極にあるのは
にくしみではなく 無関心
愛されること かなわなくても
にくむことで
わたしを 忘れずにいてくれるのならば
どうぞ いくらでも
にくんでほしい
どんなかたちでもいい
あなたの中に
生きていたい わたしがいる
それも かんたんではないのかな
だって
愛するからこそ にくしみも
うまれるのだものね
さまざまな恋の風景、ひとの風景を歌によんでみたいと思います